2007年05月07日

採取に行こう!

採取に行こう!

デクレア様のニューデイズ初旅行?!


「ケイシス、すまんが素材採取に付き合ってもらえんか?」

デクレアにそう言われてケイシスは返答に困った。
この小さな研究者にはいろいろと酷い目に合わされてきた。
しかし、会うのも久しぶりだ。
断っても悪いだろう。

「ええ、構いませんよ。私で良かったら」
「おお、そうか。すまんのぉ」

欲しい素材が特にあるわけではなかったがあっても困らない。
何時もなら槐やクラウド、あさひが採取に行ってくれるがここ何日かは忙しいようだ。
自分のビーストとしての能力も気になってはいた。
前世がニューマンだったので違う種族というのは実に興味深い。
もう少しレベルが上がれば真価も発揮できそうだった。
それには自分が出るべきだった。

「サムシングフルーツというものが取れると聞いたんじゃがな」
「ええ、取れますね。では東方ミッションを受けましょうか?」
「うむ、それで頼むぞぃ」

*****

『デクレア? どうかしましたか?』

中々やってこないデクレアを不思議に思ったケイシスがメールを送ってよこした。
デクレアはニューデイズに渡航許可が降りていなかった。
一度、コロニーの4階で受付を済ませてニューデイズに向かう。
そのやりとりにケイシスは納得した。

ニューデイズに降り立ったデクレアは今まで行った星とは違う建物に興味を覚えた。
どれも研究対象になりうる。

「さて行きましょうか」
「うむ、そうじゃな」

どんな敵が現れるのかもよく理解していなかった。
この世界ではまだまだ未熟なのだ。

「出来る限り私が守ります」
「ふむ、かたじけない」

現れる敵にダメージを与えて行きそれをケイシスが倒す。
そんな作業が続いた。

「あ、上にあるあの植物です。運がよければサムシングフルーツが採れますよ」
「ふむふむ。興味深いのぉ」

何個かのサムシングフルーツも取れてデクレアは満足そうだ。
終わってみるとかなりの素材が手に入った。
これで更に研究が出来る。

「ケイシス、助かったぞい。また付き合ってもらえるかのぉ」
「ええ、喜んで。何時でもお付き合いしますよ」

(何も起こらなければね)

ケイシスの後に続いた言葉はデクレアの耳には入らないように。
デクレアは手に入った素材を一刻も早く使いたいようだ。
そそくさと別れの挨拶をして消えて行くデクレアをケイシスはほっとしたような表情で見送っ

た。
後日、何が出来上がるのか少し不安だった。
そのことについてあさひに聞いてみよう。
そう思うケイシスだった。

END
posted by 藤井桜 at 07:21| 宮城 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | PSシリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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