2012年08月07日

小話

書いていたけど甘くなったの途中で止めちゃった(苦笑)。
夏に読むには暑苦しい内容になりそうだったんで続きは涼しくなってからw

ハールさん、自重しないと(私がさせないと?)どんどん、大人向けになりそうな…。
氏康公といい、四十前後の人の大人の魅力(?)は困りものですw

共に翔る


「俺の右目になるか?」


その言葉はまるでプロポーズのようでもあった。
ジルは泣き笑いの表情を浮かべるとハールの腕の中に収まった。


「もう! ハールさんは私が居なくても自由に空を飛べることが出来るじゃないですか!
だって、あの子がいるんだもの」
「それでも、相棒とお前は違う」


ジルの反応が面白くてハールは彼女の赤毛を撫ぜた。
幼い頃から見てきた少女はすっかり女性へと変わってしまった。
自分ばかりが歳を取っているわけではないことを自覚してハールは自嘲気味に笑う。


「私、ハールさんの傍に居ても良いの?」
「おう、俺はそのつもりだが?」
「ありがとう、ハールさん」


幸せなことを全身で表してジルはハールの首筋を腕を回して抱きついた。
その小さな身体をハールは包み込む。


ジルのような純粋に想いをぶつけるには歳を取りすぎた。
しかし、ジルが望んでハールが望むなら。


「一緒に居るのは安心出来る」
「私もですよ、ハールさん」


大きな手が頬を包み込む。
ゆっくりと距離を詰める。


そして、重なる。


posted by 藤井桜 at 21:25| 宮城 ☁| FE&ファンタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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